五月病とは、新年度の環境変化や連休明けに気分が落ち込んでしまうなどの状態を総称した言葉です。
程度の差はあれど誰しもがそのような体験をされているのではないでしょうか。
五月病は総称で、正式な病名ではありません。
原因は多くありますが、主に『適応障害』と診断されることが多いようです。
■ 五月病の原因はなに?
① 環境の変化
転勤や異動による職場環境の変化、転居、進学、就職などの生活環境の変化で起こりやすいといわれています。
新年度はストレスが溜まりやすく、環境に適応できないといわゆる五月病になってしまいます。
② ゴールデンウィーク
環境の変化に適応してきたなというときに、長い連休が入り、張り詰めたいとプツンと切れてしまうことがよくあります。
連休明けにやる気が出ず、欠勤や欠席が多くなる傾向にあります。
上記2点がよく言われることですが、現在のコロナ禍においては、変化していそうですね。
5月の連休に関係なく、自粛やリモートなどによる適応障害が発生しそうですし、生活環境が苦しくなっている方も多く、もはや5月病どころではないかもしれないですね。
■ こんな人は要注意!!
五月病になりやすい人の特徴
〇 几帳面で真面目
〇 責任感がある
〇 おとなしい
〇 完璧主義
・・・などなど
現代のストレス社会においては誰にでもなる可能性があります。
ストレスをうまく発散できないとうつ病に移行してしまうこともありますので、注意して生活しましょう。
■ 五月病の予防① ストレスを解消する
① 美味しい食事の中で、バランスの取れた食事を心がける
食事の栄養バランスをとることも大切ですが、美味しい食事ができないとそれこそストレスになり、楽しみが減ることとなります。
自分にできるやり方で模索してみましょう。
② 適度な運動
適度な運動って何をしたらいいのか分かりませんよね。
とにかく楽しみながら続けられることを模索してみましょう。
どうしてもできない場合は専門家を頼ることも大切です。
③ 質の良い睡眠(休息を含む)
必要な睡眠時間は人によって異なります。
最もパフォーマンスを発揮できる睡眠時間を知った上で、規則正しい生活リズムを心がけましょう。
■ 五月病の予防② ストレスと上手に向き合う
① 自分を褒めてあげましょう
日本人は文化のせいか自己肯定感の低い方が非常に多いです。
まわりばかり気にせず、自分を褒めてあげることが大切です。
② ストレスと距離を置く、思考の変換を試みる
ストレスと距離を置くことが理想的ですが、そうもういきませんよね。
『思考』や『意識』を変えてみましょう。
普段からマイナス思考でいたり、ネガティブな発言が多いと、その通りの状況になってしまいます。
状況を俯瞰的に捉えて、視点を変えてみると心も楽になります。ただし、ネガティブな自分を肯定してあげることも大切です。
③ 早めの休息・リラックス
睡眠、美味しいものを食べる、自然に触れる、人それぞれですが、自分にご褒美をあげましょう。
人生一度きりです、たくさんご褒美をあげてください。
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