今回は「老化に対する美容鍼灸のアプローチ」のお話です。
どんな人であっても、生物でいる限り老化に抗うことはかないませんが、多くの人が「いつまでも若くいたい」という願望をもっていることと思います。
故に美容・健康業界の商品は次々と生み出され、人々のニーズに応えています。
さて、美容鍼灸では老化に対してどのようなアプローチ法があるのでしょうか。
美容鍼灸は大きく分けて、内部と外部のアプローチ方法があります。
□ 老化に対する美容鍼灸のアプローチ方法
Ⅰ. 内部アプローチ
美容鍼&INDIBA SALON Miでは、体質診断を行い各々に合わせた鍼灸やアロマを使用しています。
「気・血・水」の流れを、普段の消化器系や婦人科系の調子、睡眠の質など細かい項目から傾向を見極めて、正しい流れに近づけていくように施術をします。
そうすることで、全体として調子が上がっていくのです。
「調子が上がる」というのは、「いつもより〇〇な気がする」という程度のものです。
よく眠れた気がする、便の出が少し良い気がする、生理痛が少ない気がするなど、劇的ではないけど、何となくいい気がするという事です。
-10の状態が0になるわけはなく、-1が0、0が1になるくらいの変化なので劇的に良くなる体感はあまりないかと思います。
目 的
・ 自律神経の調整
・ ホルモンバランスの調整
上記の目的がメインとなります。
美容効果を最大限に引き出すためにお身体のメンテナンスはとても大切です。
Ⅱ. 外部アプローチ
外部アプローチは美容鍼灸の主たる施術で、鍼灸による顔の施術です。
これはもう様々な手法がありますが、大切なことは、鍼灸が及ぼす効果と顔の構造をしっかりと把握していることです。
・ 美容鍼の効果効能
美容鍼効果効能のポイントは自然治癒力の向上です。
細胞を傷つけて代謝を促していくのが美容鍼灸の効果効能です。
これについては美容鍼の効果効能で説明しているのでご覧ください。
・ 顔の構造
顔の構造については表情筋の把握はもちろんですが、頭部を含めた筋膜や靱帯構造も知る必要があります。
それらを踏まえた上でどう施術していくか考えます。
図の右側が老化による顔貌の変化です。
左側には構造の特徴が記載してあります。図にも記載していますが、目の周りから側頭部までの筋膜構造や靱帯が垂れてしまうと顔のたるみに影響し、しわも形成されやすくなります。
美容鍼灸を行う際に必ず首や肩、頭のマッサージをして、ストレッチをかけているのですが、とくに頭部のコリをほぐして、頭部から引き上げていく行為はとても重要で、解剖学的な構造を考慮しても理にかなっています。
顔面部の皮膚や表情筋に強い伸張ストレスを与えてしまうと、筋・筋膜の形状記憶機能によって、逆にしわやたるみの原因になる可能性があるので、伸ばさずに頭部から引っ張り上げると、安全にリフトアップ効果を得られます。
当店では、上記のような解剖生理学をもとに手技や鍼技で効果的に施術を行います。
施術法はまだまだ進化しそうなので、いい形まできたら公開しようかなと思っています。
美容鍼&INDIBA SALON Miでは、お客様に合わせて様々なメニューをご用意しております。
皆様のご予約をお待ちしております。
ご予約はこちら▶https://lin.ee/fm8NDXC
見た目の変化▶https://iroha-beautydesign.com/2024/04/28/cosmeticacupuncturebeforeafter1/
この記事へのコメントはありません。